東京五大学連合・卒業・修了制作展を見に、国立新美術館へ行きました

美術館

久しぶりに、美術展覧会へ足を運びました。国立新美術館での、東京五大学連合・卒業・修了制作展です。社会人になって改めて美大に入学された先輩から案内状を頂いたので、楽しみに出かけました。

会場に入った瞬間から、なんとも新鮮な作品に圧倒されました。天井の高い室内に堂々と掛かっている”壁”のような作品。号数で言うなら、300~500号はあるでしょう。大きなハケのような物でダイナミックに描かれた数枚の絵に、なんだか嬉しくなりました。(そうそう!これでいいのよ!)と応援したくなる気持ち。

次に目に入ったのは、広間のカーテンのように横長の布の作品。麻布に所々紐が結びついていました。題名を読んでも良く分からない…。でも(そうそう!この調子!)とワクワク。テレビゲーム形式の作品では、そこに居合わせた初対面の方と共に、登場人物を動かして遊ぶことが出来ました。

さて、先輩の作品にはまたまた驚きました。独居房です。ベニヤ板製の小部屋の周囲に、ご自身の写真やちょっと怖い物がたくさん貼り付けてありました。房の中にも、やはりご自身のお写真が無造作に撒いてありました。

孤独や死をテーマにした作品のようで、(なるほど、確かに避けては通れない問題だ!)と痛感。外国の方が笑いながら、その横を過ぎて行きました。おばあちゃんとの思い出を描いた作品も心に残りました。おばあちゃんが住んでいた家、そして亡くなられた後でお写真を飾ってみんなで歌を唄っている絵でした。

おばあちゃんが居るだけで、そこには深い安心感があります。亡くなって、何倍にもありがたさを感じる…この気持ちはよく分かります。それから、ぬいぐるみが好きな女性の作品も興味深かったです。この方は、ぬいぐるみをテーマにして、すでにお仕事を始めているようでした。

その料金というか謝礼が、料金プラスお菓子なのが面白く、ユニークでした。例えば、〇000円と飴3個とか、〇000円とクッキー3枚とかなのです。可愛くて、このコーナーは人気でした。

その他にも、家庭のリビングを再現したもの、古い桐のタンスにセピア色の写真がたくさん入れてあるもの、大きな目玉焼が貼り付けてあるもの、樹脂製のカツ丼…まだまだ、書ききれないくらい面白い作品がありました。私は重厚な有名画家の展覧会も好きですが、こういう若いアーチストの作品を見るのも本当に好きです。やや無鉄砲でも表現していく気持ちを持ち続けてもらいたいと思いました。案内状を頂いた先輩にも感謝です。

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